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![]() ジャパンケアサービス社長の対馬様にお話を伺いました。 |
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| 第4回 |
5回連載
| 北上 |
前回のお話の中で、介護保険に頼らないでやったほうがいいということがあったのですけれども、今後、介護というのは間違いなく必要とされる業界にもかかわらず、国の政策や評価が適正ではないという感じがするのです。
| 対馬氏 |
評価はしているのだろうけれども報酬が適正でないと思っています。
| 北上 |
だいたいどのぐらい少ないとお考えですか。
| 対馬氏 |
あと1.5倍ぐらいは上げないと、会社の経営が安定して、労働に対する対価として賃金を払うことができないと思います。
| 北上 |
介護保険の改正で報酬が下がっていくような傾向が見受けられますよね。
| 対馬氏 |
高齢者を社会保障で全て介護しようというのは無理です。海外旅行に行けるお年寄りにヘルパーさんが出向いて行き、ご飯をつくる、掃除をする、洗濯をするというのは国の社会保障なのですからおかしい訳です。けれども現実にそういう人も今まで介護保険を使っていました。この4月からは介護度が低い方は、予防介護に振り分けされたようですが、国の保障というのは、その責任において介護が必要な人を保障するというのがあるべき姿だと思います。
| 北上 |
今や介護を必要としている方が450万人ぐらいいるということですが。
| 対馬氏 |
軽度の方が圧倒的に多いのです。先ほど申し上げたように軽度の方のお宅にまでヘルパーが1人行って、ご飯をつくって、掃除をするというのは問題です。今回の制度改正で見直しされてきました。
| 北上 |
そこの評価基準というのは所詮、人が評価していきますから、どのようにして妥当性をもつかというのは難しいですよね。
| 対馬氏 |
そこの基準は、全国で統一になっています。ただ、第1次判定は同じものさしで測るのだけれども、2次判定を今まで市町村で行っていました。そこに問題がありました。しかし、市町村も財源的にゆとりがなくなったので、そこは適正に判断するようになったと思います。
| 北上 |
20世紀は雇用の受け皿というのが数字的にもゼネコン、いわゆる建設業界だった気がするのです。ただ、趨勢を見ると21世紀は介護業界が雇用の受け皿となっていくのではないかと思うのです。そのなかで公務員数がかなり削減などをされていますので、単純にそういう方々が介護業界で働けばいいのにと思ってしまうのですけれども。
| 対馬氏 |
効率が悪いですよ。市町村で運営している施設は赤字経営が多いといわれるのはそこです。効率やサービスが良くないと思います。
| 北上 |
対馬様のところで教育したらいかがでしょう。
| 対馬氏 |
去年の4月でしたか。北海道爾志郡乙部町の町長から依頼があり、経済特区を申請し、町立特別養護老人ホームの運営を弊社が行うようになりました。その後、内閣府で調査を行ったそうですが、町立で運営していた時よりもずっとサービスが良くなったという評価をいただきました。
| 北上 |
やはり国ではなく民間だと。
| 対馬氏 |
町も委託することによって、財源的にも楽になったようです。
| 北上 |
税金を使う側から払う側になるというのは大きいですよね。
紙面の都合もありますので、対馬様とのお話は第5回へと続きます。⇒
(第4回終了。)



